「刺さる」プレスリリース制作・商品企画|PR partner

2018/10/22 01:59

プレスリリースの使い方は、ほとんどの会社がもったいない使い方をされています。


こんな新商品が○月○日に発売されます。

こんなイベントを○月○日に行います。

それはプレスリリースの使い方としては非常にもったいないです。

プレスリリースは、例えばPR TIMESや@Pressなどの配信代行サービスを使うと、1回の配信で300ほどの媒体に情報を届けることができます。

ただ、そのプレスリリースで届ける情報が、通りいっぺんのよくあるような情報だとしたら?

僕の経験上、そういったプレスリリースはまず記事として取り上げられることはないし、読まれもせずスルーされて終わりです。

これは労力とコストのムダです。

プレスリリースはタイトルの書き方をキャッチーなものにしたり、誰にでもわかりやすい表現で書いたりといった技術的な面も大切ではあるのですが、そもそも届ける情報に面白い(興味をそそるような)価値がないとほぼ意味をなしません。

主宰しているオンラインPR講座では何度も話していますが、PRは「中身が8割、伝え方2割」。

上述したような伝え方にも伝わりやすく書くという技術があるのですが、それ以前に中身を磨くことが欠かせないのです。

中身を磨くというのは、プレスリリースを届ける相手、つまりメディアのライターや編集者の人たちが「これ面白いから記事にしよう」と興味をそそられるような価値を持たせること。

これは相手が何を望んでいるか、どういった情報が欲しいのかといった深い理解が欠かせません。

プレスリリースをただ書くだけなら、それなりに文章が書ける人であれば書けると思います。

広報の仕事についている方であればなおさらです。

ただ本当に大事なのは、「この企画はPR向きだな」「こういう切り口にすれば取り上げられそうだな」といった「PR視点」でものを考えられる力であり、ありふれた企画にアイデアを加えてユニークで面白い切り口をつくり、新しい価値を生むセンスなのです。

そういった考え方ができる人が書く文章は、この大事なエッセンスをはずさず書けるので、結果として伝わりやすく(紹介されたり、シェアされやすく)なります。