「刺さる」プレスリリース制作・商品企画|PR partner

2018/10/03 02:20

きょうのブログは、僕が思う広報の仕事について。


はじめに質問です。そもそも広報の目的って何だと思いますか?

広く伝えること?
メディアや生活者に向けて情報を発信すること?

広報というとどうしても「発信する」方に意識が向きがちですよね。

でもその本質は「理解する」ことではないかと思います。

何らかの商品を広報するのであれば、それを企画したひとの意図や想い、何を伝えたいかをまずしっかりと理解する。

伝えるべき相手が何を期待しているかを理解して、なるべく期待しているものを提供するつもりで、そのひとに伝わるように工夫して伝える。

言葉にするとわかりづらくなってしまうのですが、結局は「何を伝えるか」「誰に伝えるか」「どうやって伝えるか」、この3つを上手にコーディネートして発信するのが、本当の広報の仕事ではないでしょうか。

伝えるべきことがボンヤリしていると、ボンヤリしたようにしか伝わりません。

誰に伝えるかがぼけていたら、伝え方を決めることができません。

どうやって伝えるかは、伝えるべきこと・誰に伝えるかが明確でないと、イメージできません。


この3つがきちんと理解できていないために「伝えた気になっている」。

ある意味で、コミュニケーション不全が起こっています。


広報の目的は、理解者・共感者を増やすことです。


そのためには、広報の仕事をされている方が理解すべきことをまず理解し、心から共感できていないと難しい。


発信することは手段であって目的ではありません。

広報の仕事でいちばん大切なのは、みずから理解したことや共感できることを相手に伝わるようなコトバにして発信し、理解や共感を得ることに他なりません。


広報はコミュニケーション。伝える仕事って、本当に奥が深いです。