「刺さる」プレスリリース制作・商品企画|PR partner

2018/09/24 13:57

Social Good(ソーシャルグッド)ということば、聞いたことありますか?


Social Goodとは、被災地や教育、マイノリティ、貧困、環境、などの社会的課題の改善を目的にした取り組みのこと。

和歌山で鶏肉屋さんをやっている僕の友人が、先日猛威をふるった台風21号で被災し、500万ほどの損失を出しました。

知り合いの鶏舎も45000羽の被害に遭い、また台風によって海から塩が運ばれて草木・農作物が枯れてしまうという二次災害(塩害)に途方に暮れる農家さんもいらっしゃったりと、和歌山の農業と畜産を直撃したようです。

台風21号の直後に北海道を襲った震度7の大地震(北海道胆振東部地震)の影響もあり、こういった深刻な被害はあまりニュースで流れることがなく、他府県に住んでいる人たちからすれば「知らないこと」になってしまいます。

今回はその友人に相談を受け、和歌山の被災状況を伝えるページの制作をサポートさせていただきました。

「北海道の人たちも地震で大変なのに、こんな発信は自粛したほうがいいかな?」
「こんな発信をしたら、どう思われるか心配で・・」

そんな相談も受けました。そういった気持ちもよくわかります。

当然、内容によっては自粛した方がよいPRもあると思います。ただ今回は違います。

当事者が伝えない限り、多くの人たちに伝わることがない被災地の状況。メディアが取り上げてくれなければ、自分たちで発信するしかないのです。

友人は勇気を振り絞って、facebookに投稿しました。

※もっとたくさんの方に和歌山の被災状況を知っていただきたいので、そのお知らせごと紹介させてください。



和歌山の農家の人の支援になればという想いから「食べて応援!わかやまグルメセット」という和歌山の海の幸・山の幸の詰め合わせも販売し、facebookでの発信から1日足らずで、150件を超えるご注文が入っているそうです。


ほんの小さな一歩でも、社会の役に立つ取り組みであれば、それは「Social Good(ソーシャルグッド)」です。


愛する地域が苦しい時にこそ、すぐに行動すること・想いをこめて情報を発信することが、何より大事。


自粛していても何も変わりませんが、行動を起こせばかならず何かが変わります。


そういった局面でこそ、PR(パブリックリレーションズ)の力が大きく発揮されるのだと思います。



【記事制作】PRパートナー